採用担当が退職して止まった採用の復旧・後任の採用・引き継ぎを代行します(中途採用専門・全国対応)

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退職日まで2週間しかない。14日の割り振り方

採用担当から退職の申し出があり、気づけば最終出社日まで残り2週間。引き継ぎ書を作ってもらう時間も、後任を決める時間もない。この状態で「とりあえず全部まとめておいて」と頼んでも、たいてい中途半端なメモだけが残ります。

2週間で引き継ぎを完了させるのは現実的ではありません。この記事では、完了を目指すのをやめて、14日という枠に優先度の高いものから順に押し込むという考え方で、日割りの計画を示します。引き継ぎに本来どれだけの期間が要るかは採用担当の引き継ぎに必要な期間の目安で扱っているので、ここでは「足りない前提」の配分だけに絞ります。

まず、14日のうち何日が実働か

カレンダー上の14日が、そのまま作業日数になることはほとんどありません。土日を除くと10日前後。さらに前任者には残務の整理、社内の挨拶回り、場合によっては引き継ぎ以外の兼務業務が残っています。1日あたり前任者に確保してもらえる時間は、現実には1〜2時間程度のことが多いと考えておくと計画が崩れにくくなります。

もう一点、先に確認してください。最終出社日の前に有給消化が入る場合、実際に話せる日はさらに短くなります。有給中の依頼は業務命令ではなく任意の協力になるため、線引きが変わります(前任者が有給消化に入る。どこまで引き継ぎを頼めるか)。

期間主なテーマ到達したい状態
1〜3日目アカウントと契約社内の誰かが媒体にログインでき、契約と支払いの一覧がある
4〜7日目進行中の応募者選考中の人が1枚の表に載っていて、次の連絡の担当が決まっている
8〜12日目判断基準と現場との関係合否の目安と、現場への依頼ルートが文章で残っている
13〜14日目予備積み残しの回収と、前任者への最終確認

この順番には理由があります。前のものほど、前任者がいなくなった後に取り返すコストが高いからです。

1〜3日目:アカウントと契約を押さえる

最初の3日はここに全部使って構いません。ログインできない、どこと契約しているか分からない状態は、後から取り戻すのに時間と手間がかかります。

  • 利用中の求人媒体・スカウト媒体・採用管理システムのID、管理者権限の保有者
  • 認証メールや二要素認証の送信先(個人の携帯やメールになっていないか)
  • 契約期間・自動更新日・解約の申し出期限
  • 支払い方法(法人カードか、前任者の個人カードか、請求書払いか)

このうち特に優先度が高いのは、認証の経路が個人に紐づいていないかの確認です。個人携帯のSMSに二要素認証が飛ぶ設定のままだと、最終出社日を境に誰も入れなくなります。3日目の終わりに、前任者以外の人が実際にログインできるかを一度試してください。項目の詳細は採用担当の退職時に回収すべきアカウントと情報にまとめてあります。

4〜7日目:進行中の応募者を可視化する

次の4日は、今まさに選考の途中にいる人の洗い出しに充てます。ここが抜けると、応募者を待たせたまま誰も気づかない状態になります。

確認したいのは次の4点です。

  1. 現在どの段階にいるか(書類選考中/一次面接待ち/結果待ち/内定回答待ち)
  2. 最後にこちらから連絡した日と、その内容
  3. 口頭で伝えてしまっている条件や約束があるか
  4. 次に誰が、いつまでに連絡するか

媒体の管理画面に残っていない候補者がいる点にも注意してください。前任者の個人メールや携帯だけで進んでいたケースは珍しくありません。「管理画面に出てこないが進めている人はいますか」と直接聞くのが最も早い方法です。

7日目の時点で、Excel1枚に候補者が並んでいて、それぞれに次の担当者名が入っていれば十分です。網羅性より、放置される人をゼロにすることを優先してください。

8〜12日目:判断基準と現場との関係

ここからは、書類に残っておらず本人の頭の中にしかない情報です。時間が削られると最初に捨てられる領域ですが、後から復元するのが最も難しいのもここです。

聞いておきたいのは、次のようなことです。

  • どういう経歴なら書類を通していたか。逆に、何を理由に落としていたか
  • 給与の提示額を、どの範囲なら前任者の判断で動かしていたか
  • どの部署の誰に頼めば面接の枠が出るか。逆に、話を通さないと揉める相手は誰か
  • 人材紹介会社や媒体営業との間で、口頭で合意している条件はあるか

これらは資料化を求めると前任者の負担が大きくなり、最終出社日までに上がってこないことがあります。会話で聞き取り、聞いた側がその場でメモに起こすほうが現実的です。質問の優先順位は引き継ぎ面談が1回しか取れないなら、何を聞くかの順番がそのまま使えます。

13〜14日目:予備日を潰さない

最後の2日は、最初から予備として空けておきます。前の工程は、ほぼ確実に後ろにずれるためです。ここを最初から作業日として埋めると、ずれた分が丸ごと未回収になります。

予備日に回したいのは次の3つです。

  • 1〜12日目で「後で確認します」と保留になった項目の回収
  • 実際に後任や暫定担当が操作してみて、詰まった箇所の確認
  • 退職後も連絡してよいか、どの手段で、どの程度までかの合意

最後の項目は口頭でよいので必ず確認してください。後から聞けるかどうかで、残り期間の設計が変わります。

終わらないと分かった時点で、何を捨てるか

12日目あたりで間に合わないと判明したら、前倒しで捨てる判断に切り替えます。基準は「前任者がいなくなった後に、外から取り直せるかどうか」です。

項目退職後の取り直し2週間での扱い
媒体の契約内容・更新日媒体営業や請求書から再取得できる詰まったら捨てて後日
管理画面の権限媒体側の手続きで復旧できる場合が多い詰まったら捨てて後日
不採用者の過去データ媒体やATSに残っていることが多い後回し
進行中の応募者の状況本人に聞くしかなく、待たせた分は戻らない捨てない
口頭で伝えた条件・約束前任者以外は知らない捨てない
合否の判断基準過去の選考履歴から推定するしかない可能な限り残す
現場の誰に頼むかの関係社内で作り直せる後回し可

捨てる側に回したものは、「やらない」ではなく「別の手段で後から取る」と決めておくことが大事です。たとえば媒体の契約情報は、経理に届いている請求書から逆算できます。判断基準は、過去1年の選考履歴から条件を抽出する方法があります。今すぐ前任者に聞かなくても成立する作業だから、後ろに回せるという整理です。

逆に、進行中の応募者と口頭の約束だけは、代替手段がありません。14日のうちどこかが削れるとしても、4〜7日目の枠だけは確保してください。

2週間で終わらない前提の、次の一手

14日の割り振りをどれだけ丁寧にやっても、残るのは「止まらないための最低限」です。後任が決まっていなければ、求人活動そのものはしばらく止まったままになります。

当社の採用担当引き継ぎ代行は、止まった求人活動の復旧、後任の採用、引き継ぎと業務改善をまとめて担います。後任は採用担当の経験者でなくてかまいません。当社が育てて引き継ぐ形をとるためです。プランは復旧2ヶ月80万円、標準4ヶ月200万円、完全6ヶ月300万円(いずれも税別・広告費込み・分割可)の3つです。

採用担当引き継ぎ代行/料金プラン

まだ依頼を決めていない段階でも、媒体アカウント・契約・進行中の応募者の棚卸しを行う「採用ストップ診断」までは無料でお受けしています。残り14日のうち、どこから手をつけるべきかの整理だけでもお使いください。ご相談はLINE公式から承っています。

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