採用担当が退職して止まった採用の復旧・後任の採用・引き継ぎを代行します(中途採用専門・全国対応)

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費用と比較

引き継ぎ代行の費用は、どの科目で計上するのか

稟議書の様式を開いて、最初の「勘定科目」の欄で手が止まる。採用担当が辞めて採用が止まり、外部に頼むと決めたところまでは社内で合意が取れた。ところが経理に回す段になって、これは採用費なのか、業務委託費なのか、それとも支払手数料なのかが誰にも即答できない。金額が200万円前後になると、科目を間違えたまま通すわけにもいきません。

この記事は、採用の専門家ではない管理部門の方が、外部委託費を社内のどの科目に載せるかを判断するための整理です。なお、税務上の最終的な取り扱いは契約内容と自社の会計方針によって変わります。具体的な処理は顧問税理士に確認してください。 ここで扱うのは、確認する前に社内で考え方を揃えておくための土台です。

科目が一意に決まらない理由

採用担当引き継ぎ代行のようなサービスは、ひとつの契約の中に性質の違う作業が混ざっています。止まった求人活動の復旧、後任の採用、引き継ぎと業務改善。これを分解すると、求人広告の出稿のような「募集にかかる費用」と、代行業務そのものへの「役務提供の対価」が同居していることがわかります。

一般的な会計の考え方では、費用の科目は「何に使ったか」で決まります。ひとつの契約に複数の性質が含まれる場合、全額を主たる目的の科目に寄せるか、内訳に応じて分けるかのどちらかになります。どちらが適切かは金額の重要性と自社の管理方針次第で、どちらかが唯一の正解というわけではありません。

科目の候補想定される考え方使われやすい場面
採用費(募集費)人を採るための支出としてまとめる後任の採用が契約の主目的である場合
業務委託費外部に業務を委託した対価として扱う復旧作業や運用代行の比重が大きい場合
支払手数料外部サービスへの手数料として扱う業務委託費の科目を自社で設けていない場合
広告宣伝費求人媒体への出稿分を切り出す広告費の内訳が明示されている場合

実務では、採用費か業務委託費のどちらかに寄せる会社が多いように見受けられます。判断の分かれ目は、その支出を「採用した人数で評価する費用」と見るか、「体制を立て直すための外注費」と見るかという点です。当社の標準プランは後任の採用だけでなく引き継ぎと業務改善までを含むため、後者として整理するほうが実態に近い場合があります。契約に何が含まれているかは引き継ぎ代行の200万円は何に対する費用なのかで分解しています。

広告費が込みになっている場合の扱い

当社の料金は広告費込みです。これは発注側にとっては追加請求の心配が減る一方、会計処理としては「広告宣伝費に相当する部分が契約の中に埋まっている」状態になります。

内訳を分けたほうがよいかどうかは、社内の管理目的によります。媒体費を別管理している会社では、請求書に広告費相当額を区分して記載してもらい、広告宣伝費と業務委託費に分けて計上する方法があります。一方、金額の重要性が高くない場合や、採用関連の支出を一本で管理している場合は、全額を採用費にまとめても管理上の支障が出ないことが多いです。

ここで決めておきたいのは、今期だけでなく来期以降も同じ基準で処理できるかという点です。初年度に業務委託費で通し、翌年に採用費へ移すと、前年比較が効かなくなります。

分割払いで期をまたぐときの考え方

標準プランは4ヶ月・200万円で、分割払いにも対応しています。月50万円×4回のような支払いにすると、決算期をまたぐケースが出てきます。

会計上の原則は、支払いのタイミングではなく役務(サービス)の提供を受けたタイミングで費用を認識する、という考え方です。つまり支払いが4回に分かれていても、どの月にどこまでの作業が終わっているかで期間配分が決まります。逆に、一括で前払いした場合でも、翌期に提供を受ける分は前払費用として資産に計上し、翌期に費用へ振り替える処理が必要になることがあります。

支払い方法期をまたぐ場合に論点になりやすい点
一括前払い翌期提供分を前払費用として繰り延べるかどうか
月額分割支払月と役務提供月がずれていないか
着手金+完了時精算完了時点の判定と、期末時点の進行度の説明

期末をまたぐ契約では、期末時点でどこまで進んでいるかを示せる資料があると処理がしやすくなります。月次の報告書や作業内容の記録を残しておくと、監査や税務調査の場面でも説明が通りやすくなることが多いです。支払い方法そのものの選び方は採用担当引き継ぎ代行、一括払いと分割払いはどちらを選ぶべきかで資金繰りの面から整理しています。

採用した後任の人件費とは分けて見る

もうひとつ押さえておきたいのが、委託費と、採用した後任本人の人件費を混ぜないことです。

後任が入社すれば、その人の給与・社会保険料・教育にかかる費用が毎月発生します。これは採用費ではなく人件費であり、発生する期間も性質もまったく違います。前者は4ヶ月で終わる一時的な支出、後者は在籍する限り続く固定費です。

この2つを合算して「採用担当1名に◯◯万円かかった」とまとめてしまうと、来期の予算を組むときに困ります。一時的な委託費まで毎年かかる前提で積まれてしまうか、逆に人件費の実額が見えなくなるかのどちらかが起きやすくなります。後任の給与水準をどう決めるかは採用担当の給与相場と、後任にいくら払うべきかを参照してください。

分けて管理する実務上の方法としては、委託費に補助科目や部門コードを付けて「今期限りの支出」と識別できるようにしておくやり方があります。

予算科目の載せ方が、来期の要求に効く

科目を決めることは、経理処理の話であると同時に、来期の予算をどう要求するかの準備でもあります。

採用費に入れた場合、来期の採用費予算は今期の実績を含んだ金額で見られます。外部委託分が乗ったまま基準になると、翌期に同じ額を使わないことを説明する手間が発生します。逆に、業務委託費として計上し「体制復旧のための一時費用」と注記しておけば、来期の採用費は通常の媒体費ベースで要求しやすくなります。

稟議の段階で、次の3点を書き添えておくと後が楽になることが多いです。

  • この費用が継続的な支出ではなく、期間が区切られた一時費用であること
  • 契約終了後に社内へ何が残るのか(後任本人、手順書、媒体一覧など)
  • 翌期以降に見込まれる採用関連費用の水準

稟議そのものの組み立て方は採用の外部委託費を社内で通すときの説明の組み立て方に分けて書いています。

顧問税理士に確認するときの質問

最後に、税理士に相談する際にそのまま使える形で質問を整理しておきます。契約書と見積書を手元に置いて確認してください。

  1. この契約の費用は、採用費・業務委託費・支払手数料のどれで処理するのが自社の方針に合うか
  2. 広告費相当分を区分して計上すべきか、一括でよいか
  3. 決算期をまたぐ場合、前払費用として繰り延べる必要があるか
  4. 消費税の取り扱いで注意する点はあるか
  5. 採用した後任の人件費と区別して管理するために、補助科目を設けたほうがよいか

科目の判断に迷う段階で止まっているより、契約内容を確定させてから税理士に見てもらうほうが話が早いことが多いです。


採用担当引き継ぎ代行は、標準プラン4ヶ月・200万円(税別・広告費込み・分割可)のほか、復旧のみの2ヶ月80万円、完全支援の6ヶ月300万円をご用意しています。内訳は料金プランと採用担当引き継ぎ代行のページでご確認いただけます。

会計処理の判断材料として、まず契約範囲を確かめたいという段階でも構いません。採用ストップ診断(媒体アカウント・契約・進行中の応募者の棚卸し)までは無料 です。ご相談はLINE公式から承っています。

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